こんにちは!
稲城市の完全予約制オーダーメイド整体院「整体院緑花(りょっか)」院長の緑川拓です。
本格的な夏がやってくると、避けて通れないのがオフィスの「冷房問題」ですよね。
特に、窓が開けられずにエアコンがガンガンに効いているオフィスは、冷え性の女性にとってまさに極寒の戦場と言えます。
「男性社員は『暑い暑い』と言って設定温度をどんどん下げるけれど、私は手足が氷のように冷たくなって限界…」
「ひざ掛けやカーディガンを重ね着しても、冷えからくる頭痛や肩こりがひどくて仕事に集中できない…」
そんな職場の温度差によるお悩みを、当院でも本当に多くの女性患者様からお聞きします。
お互いに快適に仕事をしたいからこそ、直接「温度を上げてください」とも言いづらくて、一人でグッと我慢していませんか?
実は、女性ばかりが冷えてしまうのは、単に『冷え性だから』だけではないんです。
筋肉量や自律神経の特徴に加えて、デスクワーク中に『ある特定のインナーマッスル』がサボっていることが原因なんですよ。
今日は設定温度を巡って戦うことなく、デスクの下で座ったままコッソリ血流を爆上げし、自分の体そのものをぽかぽかに温めるセルフケアを伝授しますね!」
今回は、オフィス冷えの根本原因をロジカルに解き明かします。
そして、周りに気づかれずデスクワークをしながら、冷房に負けないぽかぽか体質を作るセルフケアを優しく丁寧に解説します!
なぜ女性ばかりが寒がるのか?筋肉量と自律神経、そして「サボり筋」の関係性
そもそも、なぜ同じオフィスにいるのに、男性は「暑い」と言い、女性は「寒い」と感じるのでしょうか?
そこには、男女の身体の構造的な違いが大きく関係しています。
実は、体の中で最も熱を生み出してくれる「熱発生工場」は、他でもない「筋肉」なのです。
一般的に、女性は男性に比べて筋肉量が少なく、脂肪が多いという特徴があります。
脂肪は一度冷えてしまうと「保冷剤」のように冷たさをキープする性質があるため、冷房の効いた部屋にいると女性の体はどんどん芯から冷えていってしまうのです。
さらにここに、当院の得意分野である「サボり筋」の存在が拍車をかけます。
- ✓ 【上半身のサボり筋】前鋸筋(ぜんきょきん): 脇の下にあるこのインナーがサボると、肩甲骨が完全にガチガチに固まってしまいます。すると、上半身の血流が極端に悪くなり、冷え連動型の「激しい肩こりや頭痛」を引き起こします。
- ✓ 【下半身のサボり筋】ふくらはぎ・足首の筋肉: 第二の心臓と呼ばれるふくらはぎを動かす「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)」などの筋肉が、座りっぱなしで全く稼働しなくなると、下半身から心臓へ血液を押し戻す「ポンプ作用」がストップし、足先が氷のように冷たくなります。
このように、体の中で血液の巡りをスムーズにするはずの筋肉たちが、デスクワーク中に完全にサボって休止状態になっています。
サボったインナーマッスルの代わりに、首や肩の筋肉が「頑張り筋」として過剰に働くことで、恐ろしいほどの血流不足(冷え)と頑固な肩こり・頭痛のスパイラルが生まれているのです。
冷えを大悪化させる!デスクワーク中にやりがちな「冷え冷えNG姿勢」
職場のエアコン設定温度が低いことも問題ですが、あなたの何気ない「いつもの姿勢」が、冷えをさらに増幅させてしまっているかもしれません。
もし以下のような姿勢や座り方をして仕事をしているなら、それは血液の通り道を自らギュッと締め倒しているようなものです。
当てはまるものがないか、今すぐチェックしてみましょう!
- ✕ 足を組んで、骨盤をねじった状態で長時間座る: 太ももの付け根を通る大きな血管や鼠径(そけい)部を圧迫して、下半身全体の血液やリンパの流れを完全にせき止めてしまいます。
- ✕ パソコンの画面を凝視し、顎を突き出して極端な猫背になる: 首の付け根(後頭下筋群)をギューッと圧迫するため、脳への血流がストップし、冷房病によるひどい頭痛(緊張型頭痛)を引き起こします。
- ✕ 冷えたお茶や冷たいペットボトルをデスクでこまめに飲む: 外側から冷やされている状態で、さらに内臓からダイレクトに冷やすため、自律神経が完全にパニックを起こし、胃腸の働きまで低下させます。
これらの悪い座り方の共通点は、筋肉を一切動かさず、関節や血管を圧迫し続けている点にあります。
逆に言えば、デスクに座りながらでも、サボっているインナーマッスルをキュッと動かしてあげるだけで、血液は面白いように流れ出し、体温を自動で上げていくことができるのです!
理学療法士直伝!会社のデスクでこっそり血流を爆上げする冷房対策セルフケア
それでは、周囲に「あの人何かやってるな…?」と悟られることなく、座ったままでスマートに行える「1日たった2ステップ」の冷房対策トレーニングをお伝えします!
デスクワークをしながら、キーボードを打つ手を止めてコッソリ実践してみてくださいね。
上半身をポカポカにする「前鋸筋こっそり押し合いトレーニング」
脇のインナーマッスルを作動させ、ガチガチだった肩甲骨を解放して首のコリを一気に緩めます。
- 椅子に背筋を伸ばして深く座ります。
- 胸の前で、両手の指先が自分(お腹)の方を向くようにして、手のひらをピタッと合わせます(指先手前合掌)。
- 両手を胸の前に置いた状態のまま、手のひら同士をグーーッと3割ほどの優しい力で押し合います。
- 脇の下(前鋸筋)にジワッと力が入っているのを確認し、そのままの姿勢をキープして10秒間を3回行います。
足先の氷冷えを撃退する「デスク下の足首起こしポンプトレ」
すねの筋肉(前脛骨筋)を刺激して、ふくらはぎの第二の心臓ポンプを強制駆動させ、血液を全身へ巡らせます。
- 椅子に座り、膝を90度より少しだけ前に伸ばし、かかとを床にピタッとつけます。
- 両足とも、つま先を内側(内股)に向けます。
- つま先を内股に向けた状態のまま、かかとは床につけたまま、つま先を天井に向かってグーーッと限界まで上に反らします。
- すねの外側(前脛骨筋)にツッパるような心地よい力が入ったのを感じたら、その状態で10秒間キープを3回繰り返します。
この2つのインナーマッスルトレーニングを行うだけで、体の中に温かい血液が一気に巡り始めます。
指先がだんだんジンジンと温かくなってきて、お腹や腰の周りまでポカポカしてくるのを実感していただけるはずです。
冷房がキツいな、と感じたらすぐに1分間だけこのセルフケアを行ってみてくださいね。
冷えに負けない万全の体づくりを!お悩みの際はいつでも当院へお越しください
オフィスの冷房トラブルは、外的な環境のせいばかりにして諦めてしまいがちです。
しかし、あなたの体内にある「自家発電システム(サボり筋)」をほんの少し呼び起こすだけで、周りの温度に左右されない強い体を作ることができます。
自分の体の中に「上質な暖房」が常に備わっているような状態になれば、毎日のデスクワークも格段に楽になりますよ。
もし、「セルフケアをやってみても、どうしても手足の冷えが戻ってしまう…」
「冷えからくる頭痛や、夜寝るときの肩のだるさがどうしても抜けない…」
という場合は、冷えの原因が筋肉だけでなく、自律神経や背骨・骨盤の大きな歪みに深く根ざしている可能性があります。
当院では、患者様一人一人の普段のデスク環境や体質を丁寧に分析し、冷え性に悩まない体へと根本から調整するオーダーメイドの改善プログラムを提案しています。
「この辛いオフィスの寒さから、もう解放されて快適に働きたい!」というお気持ちを、私は全力でサポートいたします。
※万が一、冷えとともに片方の手足だけが急に動かなくなる、呂律が回らなくなる、経験したことのないような激しいズキズキとした頭痛が長時間続くなどの深刻な症状がある場合は、自律神経の不調以外の重篤なトラブルの可能性があります。その場合は絶対に無理をせず、直ちに脳神経外科などの専門医療機関を受診してくださいね。

