こんにちは!
稲城市の完全予約制オーダーメイド整体院「整体院緑花(りょっか)」院長の緑川拓です。
突然ですが、あなたに一つ質問です。
夜、お布団に入ってから眠りにつくまでの間、ついついスマホをいじっていませんか?
「はい、実は毎日ゴロゴロしながら見ています…」とギクリとしたあなた、安心してください。
私もその気持ち、ものすごくよく分かります!
一日の終わりに、お布団の中でリラックスしながらスマホを見る時間って、本当に至福のひとときですよね。
しかし、そんな至福の時間に水を差すのが、左の肘に起こるあの嫌な痛みです。
「なんだか最近、左の肘がズキズキ痛む…」
「スマホを持つ手がだるくて、長く支えていられない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
「寝ながら見るのが良くない」とは分かっていても、どうしてもやめられずに困ってしまいますよね。
実は、肘が痛むのは『スマホが重いから』だけではないんです。
手首を支える特定のインナーマッスルがサボり、肘の筋肉が頑張りすぎていることが原因なんですよ。
今日は無理にスマホを禁止するのではなく、『肘を痛めない裏ワザ姿勢』と、たった20秒で肘がスッキリ軽くなるセルフケアを伝授しますね!」
今回は、寝ながらスマホによる肘の痛みの「本当の原因」を解き明かします。
そして、お布団の中でも肘をしっかり守りながら楽しめる「正しい姿勢」と「プロ直伝のセルフケア」を分かりやすく解説します!
その肘の痛み、指の使いすぎ?手首を支える「サボり筋」と肘の「頑張り筋」のメカニズム
スマホを操作するとき、私たちの手や腕の中では信じられないほどのアンバランスが発生しています。
特に、左手でスマホをずっと支えて持ち、右手で画面を操作する時、左の肘にかかる負担は相当なものです。
この痛みを引き起こしている主犯格こそが、関節を守る「サボり筋」と、代わりに過剰に働く「頑張り筋」の存在です。
- ✓ 【サボり筋】:手首を手のひら側に曲げる「橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)」と「尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)」。これらが動かないと手首の軸がブレてしまいます。
- ✓ 【頑張り筋】:手首のサボり筋の代わりに、指を伸ばしたり手首を反らせたりする「指伸筋(ししんきん)」などのアウターマッスルがガチガチになって無理やり支えようとします。
スマホを片手で持っているとき、手首は実は「少し反った状態(背屈)」で固定されています。
手首を曲げる筋肉(インナー)が働かずにサボってしまうため、手首を反らせる筋肉ばかりがずっと働き続けなければなりません。
この「手首を反らせる筋肉」の根元は、実は、まさに今あなたが痛めている「肘の外側」にくっついているのです。
手首がサボることで肘の根元がギューッと引っ張られ続け、そこに「肘を深く曲げる姿勢」が加わることで、肘の組織が限界を迎えてズキズキとした痛みを発します。
絶対に今すぐやめて!スマホを見る時に肘の組織をチクチク痛めつける最悪な姿勢習慣
「寝ながら見るな」とは言いませんが、さすがにお身体を壊してしまうレベルの最悪な姿勢は避けていただきたいのです。
もし以下の姿勢でスマホを見ているなら、それは自ら肘を痛めつけに行っているようなもの。
今すぐチェックして、当てはまるものは改善していきましょう!
- ✕ 横向き寝で、下になった腕の肘を深く曲げてスマホを支える: 体重が肩と肘に直接かかる上に、肘の神経がギリギリと引き伸ばされて、激痛やしびれを招きます。
- ✕ 仰向け寝で、スマホを顔の真上で腕をピンと伸ばして持つ: 重力に逆らってスマホを支えるため、腕全体の筋肉が常に緊張し、肩甲骨まで大きく歪んでしまいます。
- ✕ 小指をスマホの底にかけて、片手だけで保持する: 小指の関節に強烈な負荷がかかり、手首のサボり筋を強制的に働かなくさせてしまいます。
では、どうすれば肘を守りながらスマホを見ることができるのでしょうか?
一番のおすすめは、「少し大きめのクッションをお腹の上に置き、そこに両肘を乗せて、目の高さにスマホが来るように持ち上げる」姿勢です。
これなら腕や手首にかかる重力をクッションが全て受け止めてくれるため、肘の負担が劇的に軽くなります。
横向き寝の場合も、抱き枕やクッションを胸の前に抱え込み、上の手でスマホを持つようにすると、下になっている左肘の圧迫をほぼゼロに抑えることができますよ!
理学療法士直伝!スマホを見ながらでも肘がみるみる軽くなるセルフケア手順
それでは、手首のサボり筋を復活させて、肘の痛みを根本から消し去る「1日20秒」の簡単セルフケアをご紹介します!
お布団に入った状態でも、テレビを見ながらでもコッソリできる、絶大な効果を誇るトレーニングです。
トレーニングの仕上げには、頑張り筋を自動でゆるめる極上のストレッチまでセットで行いましょう。
手首の親指側を鍛える「橈側手根屈筋トレーニング」
スマホを持つときに一番サボりやすい「親指側の手首のインナー」を呼び覚まします。
- 痛む側の腕(左腕)の肘を軽く曲げて、手のひらを自分(顔)の方に向けます。
- 手の指は、第一関節はしっかりと伸ばしたまま、第2・第3関節だけを曲げてグーにします。
- そのまま手首を内側(小指側)に軽くねじりながら、手のひらをグッと自分の方に曲げます(掌屈)。
- 親指の付け根に近い手首の内側にジワッと力が入ったら、その状態で10秒間キープします。これを3回行います。
手首の小指側を補強する「尺側手根屈筋トレーニング」
手首の外側(小指側)の軸をビシッと安定させ、肘にかかるねじれストレスを受け流します。
- 同じように左肘を軽く曲げ、今度は手のひらを「自分の体側(下)」に向けます。
- こちらも指は、第一関節を伸ばしたまま第2・第3関節だけを軽く曲げておきます。
- 手首を外側(親指側)に軽くねじりながら、手のひらをグッと手首側に曲げます。
- 小指の付け根から手首の外側にかけてのラインに力が入るのを確認し、そのまま10秒間キープを3回行います。
仕上げの「手首・前腕20秒ストレッチ」
サボり筋を鍛えた後にストレッチをすることで、ガチガチだった前腕の筋肉を自動で完全にゆるめます。
- 痛む側の左腕の肘をまっすぐ前に伸ばし、手のひらを正面(前方)に向けます。
- 右手のひらで、左手の指先を包むように持ち、自分(体)の方に優しく引き寄せます。
- 左の腕の内側(前腕)が心地よく伸びているのを感じながら、ゆっくりと深呼吸をして、そのまま20秒間キープします。これを左右各2回行います。
このトレーニングを行うだけで、手首の「天然のコルセット」がカチッと働き始めます。
すると、頑張りすぎてパンパンだった肘や指の筋肉が「あ、もう自分が頑張らなくていいんだ!」と一瞬で緩みます。
肘を曲げ伸ばしした時の嫌なツッパリ感やズキズキ感が、その場でスッと和らぐのを実感していただけるはずです。
もう痛みに怯えない!快適なスマホライフとお身体の根本改善を目指しましょう
「寝ながらスマホをやめる」という我慢は、ストレスが溜まってしまって長続きしませんよね。
大切なのは、お身体に余計な負担をかけない「ちょっとしたコツ」を知り、サボっている筋肉を正しくケアしてあげることなのです。
手首のサボり筋をほんの少し活性化させるだけで、あなたの肘へのダメージは激減します。
大好きなスマホタイムを、これからは痛みにハラハラすることなく、心ゆくまで楽しんでくださいね。
もし、「セルフケアをやってみても痛みが引かない…」
「スマホを持つだけで、肩や首までガチガチになって辛い」
という場合は、手首だけでなく肩甲骨や骨盤など、全身のバランスが大きく崩れているサインかもしれません。
当院では、お一人お一人の普段の生活のクセを徹底的に分析し、痛みを繰り返さないための完全オーダーメイド施術を行っています。
どんな些細なお悩みでも、ぜひ私に聞かせてくださいね。
一緒に痛みのない、軽やかな毎日を作っていきましょう!
※万が一、すでに腕が全く上がらない、四六時中ずっと激しくしびれている、腕に全く力が入らないなどの深刻な症状がある場合は、無理をせず必ず整形外科などの医療機関を受診してくださいね。安全第一でお身体を労わっていきましょう。

